相談所での活動では仮交際と真剣交際というのがあります。
まずはお見合いをして、そこからお互いが「また会いたいな」、となれば仮交際が始まります。そこから数回デートを重ね、真剣交際へと進展させていきます。この仮交際から真剣交際への道のり、この壁が実は思いのほか高かったりするのです。
お見合いをして仮交際が始まると、まずは男性からファーストコールを行い、1回目のデートのお約束をします。まずこの仮交際の1回目のデート、これはなるべくお見合いから期間を空けない方がいいです。長くても10日以内にはお会いされた方がいいかと思います。
お見合いで1時間しか会っていないお相手です。時間が経てば経つほど、話た事も忘れてしまうし、気持ちも冷めてしまいます。「気持ちが冷めないようLINEなどで連絡を取り合ったりしましょう」とはアドバイスさせて頂いてますが、たった1時間しか会ってないお相手とLINEを続けるのも、けっこうしんどかったりします。また、結婚相談所では、皆さん流動的に活動されております。仮に初回デートまで3週間も空いてしまったら、その間に他の方とお見合いをして、別の方とのご縁が繋がってしまったり、なんて事もあるのです。
なので、初回デートはできるだけ間を置かない方が絶対にいいのです。
交際が成立したらできるだけ初回デートは早くする!!これは鉄則です。
もしどうしても忙しくて会えない場合は、「早くお会いしたいんですが・・・」の気持ちをお相手にきちんと伝えておく事、これが大事です。ちなみに初回デートは土日でなくても、平日の仕事終わりに少し会うだけでも問題ありません。まずは会う事です。
初回デートがうまくいき、2~3回目のデートに繋がったら、半日から1日くらいのデートをしていきましょう。長い時間一緒にいても疲れないか、歩く速度、社会的なマナーなど。お食事だけではわからないお相手の事を、お互いにもっと知っていく期間です。そしてこの期間に必ず結婚観についても話しておくようにしましょう。結婚がしたくてお会いしているわけですから、この結婚観の話があるかないかだけで、互いの交際への真剣度がわかったりします。
よく「何回デートしたら真剣交際に進めばいいですか?」と聞かれるのですが、これ、回数はあまり気にする必要はないです。ルールブックなどには、目安としてのデート回数が記載されていますが、それよりも、どれだけ沢山話せたか、相手を知れたのか、結婚の話ができたのか、この辺りが重要だと私は思います。そして「会いたいな」というお気持ちがちゃんとあるのか。
会うのがしんどいな、と思う方とはこの辺りで終了でいいかと思います。
お店を決めるのが大変です、と嘆く(笑)男性の声をよく聞きます。男性は特にデートの場所やプランで悩む方が多いと思います。ベストとしては、男性が2~3個お店の候補を送り、女性に選んでもらう。これがスムーズかなと思います。漠然と「何がいい?」と聞くよりも「この中なら何がいい?」なんて聞いてあげた方が、絶対に女性は決めやすいです。漠然と「何がいい?」とお聞きすると「何でもいいです」という女性は本当に多かったりするので、答えやすい質問をしてあげる方が話はスムーズに進みます。
以前のブログでも書きましたが→デートプランの決め方、
女性の皆さんも行きたいお店があれば、自分から提案しても全然いいいと思います。むしろ提案していきましょう。「ここ行ってみませんか?」なんてご提案して下さったら、男性も嬉しいようです。一番よろしくないのが、企画も決定もしない女子。「お任せします」精神の女子は、婚活ではあまり重宝がられません。受け身女子にならずに、行きたいお店、行きたい場所どんどん提案してきましょう。その方が男性も「自分に心を開いてくれている!」と感じるそうです。
まだ出会って間もない方と?と思われる方もいるかもしれませんが、対象物があるデートは会話も弾みますし、お相手を知るのに最適です。じっくり魚や、動物を見る方もいれば、さっさとせっかちに見て周る方もいたり。周るペースを合わせてくれる方かどうかなども見極める事もできます。
これまた、まだあまり仲良くない方と映画?と思われがちですが、こちらは会話があまり得意で無い方におススメです。映画を観た後に、映画の話題で話す事ができますし、共感や感動など、感情のやり取りもしやすく、盛り上がる事があります。ただし、映画選びには注意が必要です。
もちろん気候にもよりますが、公園は開放的な気分になりますし、お互いにリラックスしてお話できるのでおススメです。新緑や紅葉の美しい季節だったりすると尚更、気分が上がります。先ほどの水族館などと違って、対象物も無いので、逆に会話が続かない方や居心地の悪い方だとなんとなく落ち着かなったり、その辺の見極めにも使えるかなと思います。
ちなみに、映画、水族館、遊園地などのチケット系は、男性が事前に用意しておくと更に良いです。それだけで女性は、自分とのデートを計画的にきちんと考えてくれていると感じ嬉しくなったりします。そんなさりげないスマートさに女性は弱かったりするんです。
以前、花火の観覧チケットを用意して下さっていた男性がいて、真剣交際に進むか悩んでいた当社の会員様が、この観覧チケットで真剣交際へ進む事を決めました!なんてことも本当にありました。
結婚相談所では、早い人は2~3回のデートで真剣交際に進む方もいます。もちろん回数では無いのですが、互いの気持ちが盛り上がったお二人は早いです。ではデート中で、真剣交際への告白はどんな感じですればよいのか、ポイントをお伝えさせて頂きます。
真剣交際への告白は、どちらかというとお互いの気持ちを確認するための作業です。ですので、プロポーズとは意味が違います。なのであまり緊張せず、気負わずに告白するのがポイントです。もしここで、プロポーズ並みのテンションで告白してしまうと、お相手も重く考えてしまって、逆にうまくいかなかったりします。素敵なお店などでのきちんとしたプロポーズは後で盛大にするとして、とにかく真剣交際への告白は良いタイミングでお相手に気持ちをきちんと伝えることが大切です。
やはりおススメはデートの別れ際です。一緒に過ごす時間が楽しい、もっと一緒にいたい、あなたとの交際に自分はとても前向きです、という気持ちを素直にお伝えしましょう。
どうしても緊張して直接言えなかった際は、帰宅してから、電話やLINEで伝えてもよいかと思いますが、LINEよりは断然電話を推奨します。
ちなみに告白を成功させる秘訣としては、いきなりの告白より、それまでのデートの際に、小出しに自分の気持ちを相手に伝えておく、これがわりと効果的です。
女性も心の準備ができますし成功する確率は高いです。自分で小出しに気持ちを伝えるのが難しいようでしたら、担当者経由でもいいと思います。デートの振り返り報告の際に、「僕は○○さんと過ごす時間が一番楽しいです。真剣交際に繋がればいいなと思っています」などと報告に書いて下さっていると、担当者間で気持ちをすり合わせる事も可能です。
せっかくお二人の間には担当カウンセラーがいるのです。お一人で難しい場合はうまく利用して下さいね。
婚活の第一関門は、まずは仮交際から真剣交際への移行です。ここがなかなかハードルが高いのです。まずはここをまでの道のりを慎重に大切に進めていきましょう!!ここを突破する事でゴールはぐっと近くなります。